[HOME] [北海道の山] [2日目]

厳夏のアポイ岳 新種のヒダカアザミ
(2003.7.5〜6)



ヒダカアザミ (1999年に発見された新種)


 7月5日 (南日高の花探し)

  予報どおり週末金曜日の天候は悪い。アポイ岳山麓ファミリーキャンプ場にテントを張ろうと思ったが,天候のほか,キャンプ場周辺にヒグマが出没しているというし,誰もいない公園でテントを張るのは気が進まないので,駐車場に車を停めて車中泊とした。


えりもの海岸を飾るエゾカンゾウ

 1日目はえりも海岸,百人浜,広尾海岸まで足を伸ばした。林床はすでに背の高い草に覆われているが,それでも随所で多くの花を見ることができた。林道奥の新たなクリンソウの群落を回ったが,この時期にまだ花を咲かせているものもあった。 ヒダカイワザクラの咲く場所とともに次の時期が楽しみとなった。


海岸沿いの道路脇のエゾカワラナデシコ

 えりもの海岸沿いには,ハクサンチドリ,ミヤマアズマギク,ツリガネニンジン,エゾスカシユリ,キキョウ,エゾカンゾウ,ハマナス,センダイハギなどなど書ききれない花々の宝庫である。 


クロハンショウズル

 幌満からピンネシリ登山口を抜け,様似川沿いに北上した後浦河町上杵臼に至るムコロベツ川にエゾノリュウキンカの群生地があり,さらに天満街道を野塚トンネルに至るとヒダカアザミがある。


ヒダカアザミ


[HOME] [北海道の山] [2日目]