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アツモリソウに出逢う山登り
2015年のアツモリソウ(ホテイアツモリソウ)の季節がやってきました。せっかく探し当てたアツモリソウが翌年は姿を消していることも稀では
ありません。この原因の一つに自然保護に関わっている者による行為があると写真家で日本高山植物保護協会会長の白旗史郎さんは、
同協会の会報で「・・・。あまつさえ、保護を大声にうたいながら、その美名にかくれて、貴重な高山植物・稀品種植物を不当に採集する不心
得者があとを絶たない。」と述べています。つまり、腕章を巻いて山に入るような立場の人が(でも)高山植物(アツモリソウ)を持ち去っている
ということでしょう。そのようなことを示すことが記録として存在していました。ところで私のような自然保護という活動にもアツモリソウの情報
を教えてくれる人にも縁のない者が自生のアツモリソウを見付けるのにはどのような方法があるでしょうか。答えは「インターネット情報」では
ないでしょうか。まれにアツモリソウが咲いていた山と場所をアップしている人がいます。伝聞情報も正しいのですが、「人の口に戸は立てら
れぬ」といいます。あっという間に情報が伝わってすぐに盗掘されるということです。そういうことでこのページに掲載したアツモリソウについて
も、細心の注意を払っているつもりではあります。(2015/4/25)
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