[HOME][2日目の大千軒岳][3日目の大平山] 3日目のヤンカ山


イカリカイ駐車公園のキャンプ場(道南)
2017/ 6/17


2017/ 6/17(土)
道の駅・しりうち(車中泊)〜知内町・イカリカイ駐車公園(キャンプ場)〜小谷石地区集落〜函館空港


知内漁港と小谷石地区

道南のやま旅の最終日は「道の駅・しりうち」で夜を明かした。狭い駐車場にロングボディの大型車が乗り付け、ディーゼルエンジンを掛けっ放しにうるさいことこの上もないので道の駅を離れる。それにしてもおつむが働かない運転手だ。午前2時ごろには大千軒岳登山口に向かって移動しようと考えていたが、何かがあって飛行機に乗り遅れるのもいかがなものか、大千軒岳はこの次でいいではないかと考え直した。そうなると時間が余ることになる。そうだ、イカリカイ駐車公園・キャンプ場へ行ってみようと4日目にして快晴の海岸線に沿った道路を公園に向かう。


イカリカイ駐車公園(キャンプ場)

今回の道南のやま旅を計画するに際し、この駐車公園のキャンプ場を一日目に使おうと考えたこともあったが、偏狭な考えのサイトの情報を目にしてやめたのだった。ところが、そのキャンプ場のロケーション、眺め、清潔度、トイレ環境、給水施設は秀逸であり、次回の道南の山登りの際は必ず使ってみたいところとなった。


登山もできるんだ

この公園からは階段を下りて岩場に出られる。若いカップルが投げ釣りをしているから釣果を聞くと「いつもなら4〜50センチのババガレイが釣れるが潮回りが良くなく獲物なし」とのことだった。私がいる間に釣れたらその一匹をもらうことと冗談を言ってその場を離れたが、しばらくして2人は釣りを止め「あげられないから。」と笑顔で去って行った。


駐車公園のキャンプスペース

駐車公園を離れ知内漁港のある小谷石地区に入ると、清潔そうな宿泊施設があって、お年寄りはのんびり外で陽を浴びながらおしゃべりしているし、地区全体が幸せそうな雰囲気に包まれている。今回はキャンプできる機会がなく残念だったが、次は何があっても海辺の公園でテントを張ろうと決めた。


トイレと水場

ふたたび駐車公園に戻って、散乱状態のレンタカーの中の登山道具などの整理に取り掛かる。砂利の上に干した雨衣を見て、「潜りに来たの?」とご婦人が声を掛けてくる。ここで潜ると容易に密漁と疑われるだろう。


展望台から小谷石地区を俯瞰

函館で余裕をもって買い物もしたいし、第一、毎日車の中での食事だったので生ものを食べたいと函館に戻る。六花亭函館店は五稜郭公園に接し、大きく広いガラスがキャンバスとなってあまりにも美しい風景が見られる。空港近く、フレスコ戸倉内の「すしまる」に入る。しばらく待ったカウンターで回ってくるすしを見ると、これほど食欲を減退させる寿司はないという代物ばかりだった。行きがかり上4皿を食べ店を出る。同じ敷地内のスーパーアークス戸倉店でよつば乳業の製品を買い求める。急いでチェックインした飛行機は予定より1時間も遅れて成田空港に向け出発したが、待合室で飲んだ北海道の日本酒が利いて機内ではほとんど眠りこけていた。


[HOME] 2日目の大千軒岳][3日目の大平山]3日目のヤンカ山