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ユニ石狩岳〜音更山〜石狩岳縦走
2003/ 8/13〜14


 2004/ 8/14 (2日目) 


ブヨ沼のテント場から ユニ石狩岳の夜明け

  空模様はすっきりしないが、雨もなさそうでまずまずの日よりである。音更山を目指してハイマツ帯に付けられた登山道を登る。登山道と脇の低木の間にコマクサがある。

 ユニ石狩岳の勇壮な姿,ニペソツ岳の急峻な勇姿,穏やかな表大雪の縦走路などもときおり垣間見ることができ,充実した歩きを楽しむ。音更山に達するころにガスがかかってきて,石狩岳への降り口が判然としない。おおよその見当をつけてガレ場を下ると,そこは筋が少し違うだけで本来の登山道に乗ることができた。


石狩岳頂上

石狩岳とシュナイダーコースの分岐はのんびりした景色で,休憩にもってこいの場所である。石狩岳を目指す登山者はシュナイダーコースから登っての日帰りと思われ,結構な数の人が上がったくる。石狩岳山頂にもほどほどの人がいてにぎやかである。

 下山はシュナイダーコースを取ったが,結構急な下りで難渋したが,下山後の露天風呂の岩間温泉の楽しみもあり休憩もそこそこに御殿飯場跡を目指す。


音更山 (左の斜面を下り石狩岳へ)

 岩間温泉は,有志により手入れされている秘湯中の秘湯。登山靴を脱いで水流のある川を渉り、さらに丸太棒を渡って温泉に着く。登山者あり,長期逗留者あり,ライダーあり,妙齢の女性も仲間入り,よもやま話に話しを弾ませ,愉快な長風呂を楽しむことができた。ともあれ,東大雪の山の縦走は結構ハードで手荒く,そして下山後の温泉はとても優しい。


岩間温泉


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