[HOME] [ ] [ ] [ ] [ ] [4-2] [4-3][ ] - [5-3][


蝙蝠岳・徳右衛門岳の水場情報
(2015/ 9/19〜24)


 2015年 9月23日 (5日目の2) 
この日の行程 :蝙蝠岳05:58〜06:23四郎作ノ頭06:25〜07:33徳右衛門岳〜11:34二軒小屋ロッジ(所要時間05:36)


@ 徳右衛門岳から下りてきたときの水場の分岐の風景 

 22日に追い越していった人が「徳右衛門岳の水場は、蝙蝠岳から下りていくと左側だよ。」と注意してくれたし、蝙蝠岳の頂上で隣にテントを張った方は、間違って右手の方に入り込んだという。


A 矢印がある標識が水場の側に付いている

 このような位置関係はヤマレコなどで下調べしていけば、そしてヤマレコのGPSログをお借りすれば何も問題はないはずである。蝙蝠岳方向から下りてきて徳右衛門岳の頂上を経て再び下ると、徳右衛門岳の頂上から約6分で水場の分岐に着く。


B 二軒小屋ロッジ側から見ると水場は右側

 水場分岐の稜線には下りる側に黄色の標識があり、木に複数のテープが巻かれている。そしてなによりそこからしっかりした踏み跡が右岸(蝙蝠岳から下りてくると左手)にある。この踏み跡を認識できないということは山歩きのスキル上大きなリスクになる。


C どちら側から見ても「水」場の印が分岐を表している

 07:48、水場に着く。水場に行くには稜線分岐からまっすぐ斜面をまくのではなく、紆余曲折がある。しかし、愚直に斜面を単純に横切って水場のあるガレ場の上部に出て、急斜面を下りてきた足跡がある。水場から流れ出る水の音は随分と手前から聞こえる。踏み跡を丁寧に追っていけば、そしてそれにプラスして水の音を聞きながら行けば自ずから水場に行き当たる。


D 分岐からすぐの進路 

 三伏峠小屋で汲んだ水はまだあるのでこの水場で新たに水を得る必要はないが、1リットルだけ水を汲んで持ち帰る。


E こんな風景の奥にガレ場の斜面が見える


F Eの風景の場所を進み一度傾斜斜面を下りるようにして踏み跡を辿るとガレ場。
中央の黒いホールに水が流れ出ている。


G 黒い穴に水が出ていて、そのまま伏流水となっている



H 黒く見える水場の正体

 結論:徳右衛門岳の水場を見つけるのは何も難しいことではない。ヤマレコなどの情報で過度におどおどとして水場にたどり着いたというような記録に過剰に反応するべきではない。この手の人を不安にさせる情報がヤマレコには比較的多い。 


[HOME] [ ] [ ] [ ] [ ] [4-2] [4-3][ ] - [5-3][