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視界不良なのであっさり安達太良山却下
2014/ 2/21〜22


目指す方向は・・・、視界不良


 2月22日(土) 2日目  

  夜中、外は静かだったように思えたが、起きてみるとくろがね小屋から見える外の景色は吹雪いていた。食事を終えて衆議する。安達太良山方向にちょこっと登って見る。少し登って様子見し、戻ってくる。行けそうなら行ってみるという3段階の案は、すぐさま否決されたので、元来た道をあっさり戻ることとする。それもよし。岳温泉で朝風呂を浴びることを考えると気持ちが前向きになる。


勢至平

 これまで、冬の安達太良山が一日中晴れているという巡り合わせはなかった。この日の天気予報も午前中は雪ということだった。しかし、下山をし始めると時間を追うごとに視界が開けていく。五葉松平の先にあだたらエクスプレスの乗り場が見え、ときおり安達太良山の頂が顔を見せるようになった。そういうことならばと、かんじきを取り出して勢至平を散歩してみる。


かんじきで歩く

 かんじき歩きがこんなに面白いものとは・・・。適度に締まった雪の上に降り積もった新雪を踏み締めながら、自在に雪原を歩く。あっという間に時間が経ってしまったので、楽しい雪原歩きを切り上げる。この日、くろがね小屋の予約は満杯ということで次々と人が登ってくる。


足跡を残す

 車を停めたあだたら高原スキー場から岳温泉に直行する。午前中とあって人の少ない湯船でじっくりと温まる。帰路、福島のおいしい野菜を買うために、白河ICでいったん下りる。
 「行って!みっぺ!!白河」
 「り菜あん」

 ここ、「り菜あん」は、東日本大震災後、風評被害で相当の苦しみを味わったところだ。農家の人たちが丹精込めて作った農作物を忌避する人たち。それもいいでしょう。一回で車に運びきれないほどの新鮮でこの大雪で高騰している野菜や果物をとんでもない安い価格でいただいた。 


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