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今年も尾瀬でテント泊
2012/ 8/12〜13


 8月13日(月) 


燧ヶ岳


 余りにも寒かった一晩でしたが、雷雨の予報が外れたことは慶事でした。目覚めるとテントの外が明るくなりかけています。バタバタとテントを叩く音は虫たち、そしてアブなどの大軍団がブンブン言ってテントの周りを徘徊しています。そんなこともあろうかと持参した森林香(赤箱)です。この虫除け線香に火を着けると虫たちは私たちのテントの周りからはただちにいなくなってしまいました。恐るべし森林香!


サワギキョウ

 爽やかな朝です。青空も見えてきました。尾瀬沼一帯に効いている天然クーラーの中での朝食タイム。テントサイトの周囲は原生林、巨木が屹立しています。この環境の中で過ごせることを贅沢と言わずして何と言いましょう。近隣のテント泊さんたちもそれぞれ目覚めてきました。今年はミドルエイジが多いようです。


コバギボウシとコオニユリ

 夜が明けるにつれ天候はいい方に進み、日差しも出てきました。山の天気は本当に分からないものです。「雷雨」でもいいと250kmも車を走らせてきた根性へのご褒美だったのでしょう。大江湿原のベンチで名残を惜しみ、樹林へと入って行きます。朝早くのシャトルバスで来た人とあいさつを交わしながら進むとあっさりと沼山峠の展望台です。あとは木道を淡々と下りるのみ・・・。


帰路

 窓を開ければ爽やかな冷気が入ってきた尾瀬、車を走らせるごとに外気温は上がり、ついに36度までになってエアコン効きもよくなくなってきました。それでも一般道でも高速道路でも渋滞には遭わず、2000ccのアイシスは17.0km/?という驚異的な燃費を記録し、2012年の尾瀬沼テント泊は円満に終了したのでした。


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