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今年も尾瀬でテント泊
2012/ 8/12〜13


 8月12日(日) 


尾瀬沼


 2011年は、FURENと大清水から尾瀬沼まで歩いてテント泊だったのですが、2012年の尾瀬は趣向を変え、桧枝岐を経由し沼山峠から出発することとしました。ザックには生鮮食料品とビールに日本酒が・・・。まるで数日の縦走のようなスタイルですが、実は行程は1時間しかありません。と言うわけで、あっさりと尾瀬沼のテント場に着いてしまいますので、テントを設営したのちは心地いい木陰でさっそくプッシュ〜と泡を立てます。


ツリガネニンジン

 登山口の「山の家沼山峠」からは木道オンリーの平板な登山道です。すぐに沼山峠で、峠の展望台からは尾瀬沼がわずかに見えます。ここから標高を100m下げると大江湿原の入り口になります。そんなところですから、日帰りスタイルの人、子供連れの人などを多く見かけます。森林を抜けて湿原が見えるようになると冷気を伴った大きな風が吹き抜けていきます。うわぁ〜、気持ちいい!


コオニユリ

 尾瀬沼キャンプ場を管理する国民宿舎尾瀬沼ヒュッテでテント泊の手続きをします。事前のインターネットでの予約は、サイトが満杯と表示されていたものの直前に電話で予約が取れたのですが、サイトは、実際は半分も埋まらなかったのでした。12日〜13日の降水確率が70%で雷注意報も出ていたことからでしょう。昨年、ここを利用し大雨に遭った経験があったので、今年も大雨は必ず降るとの予想のもと、対策を考えて尾瀬に入ったのでした。 


巨樹に囲まれて

 その対策と言っても、前室が狭いというアライのエアライズを補うために、グランドシートでテントの入り口を覆い、雨でも出入りし易いように、焼き肉をやっても飛び跳ねる油でテント内を汚さなくてもいいように広いスペースを確保したのでした。ところが予報に反して雨は夜半になっても降ることはなく、押し寄せているであろう寒気のお蔭で何度も寒さで目を覚まされながら尾瀬の夜は更けていくのでした。(テントはすべてデッキの上に張ることになりますが、張り綱を止める金具までの距離があるので、悪天候対策として・円柱のペグと細引きを用意するといいでしょう。細いペグはフライシートにテンションを掛けるために必需品です。昨年の反省から。)


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