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ヤマシャクヤクが群れる岩塊斜面(続き)
(2013/ 5/31)


ヤマシャクヤク 好ましい日照と他の植生の雰囲気の地で


 
ヤマシャクヤクの植生からするとこれは「群れ」!








 以下の画像は、しばらく標高を下げたところにあったヤマシャクヤクの一部である。(先に見たところより)標高が低いのに咲き終わったものは少なかった。谷筋から稜線へ吹き上げる風の通り抜け道となっていて冷涼だから?どれもこの日一番の綺麗な花を見せていた。
 今、アベノミクスで株価も堅調で日本の社会に明るい兆しが見え始めている。そのような今の社会を思い、歩きながら浮かんだ言葉が「人の行く裏に道あり 花の山」である。そして以下は、今日最後のヤマシャクヤクたち。朝に、遠くの白い綿帽子に気を留めなかったら、これもなかった出逢いである。
  もうこのぐらいにしておこう。そう思って尾根筋に復帰しようと考える。でも習い性はなかなか変えられない。尾根の高いところを常に歩きたいのは人の気持ちである。しかし、それでは実社会と同じで見えないこともある。(GPSログ画面左の上の線のように)少し尾根の真ん中を外して歩く。もうヤマシャクはないだろうという植生のところも見ながら歩き、藪っぽいところを一度下りてみる。すると











 GPSログのうち、下の線は登りのもの、上の線は下りのものである。まっとうな登山道から離れ山中をこれほど彷徨すると、若くない肉体が悲鳴を上げる。下山後、温泉の湯船に浸かる。畳の上で1時間ほど泥のように眠る。


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