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酉谷山避難小屋〜奥多摩小屋(2日目)
2014/ 8/22〜24



酉谷山避難小屋の水場(画像の白い物は米粒)


 8月23日(土) 2日目  

 小屋での飲酒を咎めるむきもあるが、アルコールは何にも増して必要不可欠なアメニティである。まして、行動時間8時間に及ぶルートをがんばって登って来た老齢者にとっての唯一の楽しみである。先着の青年がアルコールを嗜まないのを知りながら、まったりとした気分でビール+とっておきの日本酒を嗜む。酒後は彼の世に一直線で赴く。


ソバナ

 夜が明けて、酉谷山避難小屋の朝。簡単な朝食を終え、小屋とトイレの清掃に精を出す。同宿の青年によると昨日、小屋の管理を委託されている人が清掃を行ったとのことであったが、それはそれ。懇ろに清掃する。青年はのんびりと出発するとのことであったので、別れを告げて長沢背稜を雲取山に向けて出発する。


酉谷山避難小屋

 緑滴る長沢背稜を黙々と雲取小屋へ向けて進む。何度も通った長沢背稜をただ黙々と進む。ほとんど休憩を取らず進むから、汗が半端なく滴り落ちる。目的地を奥多摩小屋と定めさらに急ぐ。取り立てて急ぐ理由はないけれど・・・。

大岳山?

 雲取小屋で休憩を入れる。3人がベンチで休んでいる。土曜日の昼過ぎなのに静かだ。雲取山の特段の用事はないので、巻き道を使って小雲取山を経て奥多摩小屋に着く。まだテントは一張りのみでひっそりしている。一等地にテントを張っている単独氏に挨拶し、同じスペースの離れたところに張る。テントを張ったところでビールの栓を開け、登山道を上下する人たちを眺めながら過ごす。そのうちにテントはどんどん張られていく。 


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