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酉谷山避難小屋〜タワ尾根〜オロセ尾根(2日目)

2018/11/ 7〜8


[2日目]
2018/11/ 8(木)
酉谷山避難小屋〜タワ尾根〜オロセ尾根〜八丁橋


酉谷山避難小屋

朝5時ごろ、空が白々となっていったん視界が広がった。しかし、再びガスが濃くなってしまった。早く小屋を出て、ゆっくりホームセンターの資材館を見て歩くか、それとも小屋でのんびりするか。今日は中途半端で行こう!


酉谷山避難小屋

コーヒーを飲んだり、昨晩の残りのご飯でおじやを作ったり、何をするでもないだらだらしているとあっという間に時間が過ぎてゆく。そろそろ腰を上げないと思ったが、小屋内部もトイレも昨日の利用者のお二方によってすっかりきれいにされているものの、一晩使えばほこりも立つもの、軽く掃除をする。


効き目のいいバイオたち

そういえば水場もゴムが裂けていて、流れ出てくる水を受け止め切れていないので、少し手を加える。応急措置なので誰かに触られたらそれでおしまいではあるが、とりあえず補修する。


奉納、ありがとうございます。

トイレには人の善意が溢れている。これでコンクリートの汚れもしばらくの間はきれいにできる。トイレ紙持ち帰り用のとっ手付きビニール袋は残り少なくなっている。しかし、多くの利用者がいつまでも人様の善意に甘えていてよかろうはずがない。使用済みの紙を入れるビニール袋ぐらい、この素晴らしい小屋を使うのなら持ってきてよ!


酉谷山避難小屋の水場

藤井アナがアンカーのすっぴんが始まるので、もう小屋を出よう。藤井さんはきりんの川島明さんとの放送の日が一番自分を出している。心の底から笑っているように感じる。本当に頭のいい人というのは藤井さんのような人なんだろうなといつも木曜日の軽妙なトークの中に才能と教養を感じるのだった。


また来よう!

小屋を出てタワ尾根の分岐までは快調だった。篶坂ノ丸までもそこそこだった。その先で落ち葉に隠れた木の根にすっかり脚を取られ転び右肩を打った。ポールもぐにゃりと曲がった。絶対転んではいけない、山に行ってはいけないと主治医から厳しく言われているのに、不注意だった。しかし、ポールを握っていたことで手を地面につかなかったから最悪の事態は免れた。「くわばら くわばら」


酉谷山避難小屋

オロセ尾根は道がしっかりしておらず、というより道の形はほとんどなく、落ち葉が積もっていて危なっかしいことこの上ない。加えて傾斜が急なところも少なくない。転んだショック、疲れ、道なき斜面。孫惣谷林道に出たときには、すっかり汗をかいていた。

オロセ尾根の紅葉

オロセ尾根の紅葉は終盤を迎えているが、孫惣谷はまだ見るべきものがある。着替えを済ませいつものホームセンターへ向かう。店自体はとてつもなく大きく品ぞろえもいい。最近分かったことだが他店より値付けが高い。家庭菜園愛好家としては那須岳からの帰路に偶然見つけた「農家の店 みのり」が本物っぽいなぁ。栃木や茨城の山を少し研究し、山を下りてからの農業資材の調達はみのりにしようかな。

  オロセ尾根〜酉谷山避難小屋  酉谷山避難小屋〜八丁橋 
老少年  5時間30分  4時間30分

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