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幾春別岳 / 奥芦別林道情報 (2013)
(2013)


1 幾春別岳
  幾春別岳は、 北緯43度13分37秒、 東経 142度09分34秒にある標高1068mの山である。この山は、1億年前〜6,5 00万年前に海で形成された堆積岩類で成っている。幾春別岳の付近には、石灰岩で形成された崕山や礼振峰、さらに蛇紋  岩の夕張岳があるが、幾春別岳はそういった意味での地質からは興味を引く山ではない。崕山の東に位置する中天狗は、幾 春別岳と同じ体積岩類で形成されているが、その北東に位置する布部岳は蛇紋岩、花の山で名高い富良野西岳は花崗岩質 の山であるがその東部が蛇紋岩で取り囲まれているので興味深い。
  なお、布部岳は冬に登られる山のようであり、花の便りはないが、おもしろい花々が待ち受けていることと思われる。

2 幾春別岳への入山方法
  古くは幾春別川左股沢からのルートが採られていたが、最近の記録を見ると奥芦別林道が使われている。
  奥芦別林道は、惣芦別林道から奥芦別林道へ分岐してすぐ に林道ゲートがある。林道ゲートは南京錠で施錠されているが、入林申請が承 認されると合い鍵が貸し出されるので、それで錠とゲートの開け閉めを行う。 

3 奥芦別林道情報(2013)
  奥芦別林道は、芦別湖で惣芦別林道と別れYの字の二股を右手に進む。
  奥芦別林道は、ゲートすぐ先で沢が抜けたため車両の通行はできない。
  よって、2013年においては徒歩による通行以外にアプローチの方法はない。

   その地点の路体復旧は、現在工事の入札が行われている。(2013/ 6/11現在) 

    4 入林申請手続
  幾春別岳の取付きまでの奥芦別林道の徒歩による通行は規制されていないが、国有林内を通行するので、入林する際は入林申請の手続きが必要である。
  申請書の様式は北海道森林管理局のホームページからダウンロードするか、空知森林管理署からファックス等で取り寄せるか等、いずれかの方法で入手する。詳しい記載内容等については空知署森林ふれあい係(0126−22−1940)に問い合わせる。 


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