HOME][1日目

2013年3月30日の大ドッケのフクジュソウ群落地

フクジュソウも泣いていた。


2013年3月29日の状況(峠ノ尾根から下って沢に下りる順序で撮影)


@昨年踏まれて消失した跡


A2012年に踏まれて消失


B 上のAの消失したところを角度を変えて撮影


C昨年まであった踏み跡の幅が拡大した



D 新しい踏み跡が一部のフクジュソウを避けて大胆に現出し↓


E この木の根元に達した


F Eの画像の下部にまったく新しい踏み跡が2本できた


G 群落地の中心 前後左右に道が延び大規模に周囲のフクジュソウが消失


H Gの画像から写真を撮るために上に延びた踏み跡


I 峠ノ尾根に上がるためできた踏み跡 2012年までも薄い踏み跡はあった


J EDに通じる踏み跡 以前はフクジュソウで覆われていた 


K 著しく広がった上に大量の人数に踏まれて地面が沈んだ


L


M 群落をあっと言う間に分断 よほどの根性がないと歩けないところだった


N


O


P


Q 右上に巨樹があって撮影ポイントになって踏み込まれた


R 沢から登り詰めると最初にフクジュソウを左手に見るところに入り込んで大規模に消失した


これからはこのような光景は見ることができません(2008)


  細久保集落から川俣集落までの長い山道が丁寧に道普請され、その上、箒でとてもきれいに掃かれていた。浦山の皆さんが心を込めて大ドッケへの登山者を迎えている。里の人がこれまで営々と守り通したフクジュソウの群落地を、「一人で30回登るのも、団体で30人が1回登るのも同じだ。」と言ってのける。主催者側は今考えるべき問題を放置し、「誹謗中傷だ」「掲示板荒らし」だと問題をすり替えて、なんら具体的な対案を示さない。まさに昨年12月までの日本社会のようである。なお、この地にツアーを組んでいるアルプスエンタープライズは、「フクジュソウ一本も客に踏ませない。地主の許可を得ている。なんなら後ろから付いてきて見ればいい。」と言うほどに植生の保護に注意するとのことらしい。信じる人がいればいい。前回すれ違った東京ハイキング協会(2013/3/30現在)は、大ドッケへの登山結果だけをホームページに載せていない。


HOME][1日目