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オロセ尾根から酉谷山避難小屋
2019/ 1/ 9〜10


[1日目]
2019/ 1/ 9(水)
オロセ尾根〜タワ尾根〜酉谷山避難小屋(泊)


オロセ尾根

登り納めは酉谷山避難小屋、初登りも酉谷山避難小屋になりました。今回も人とすれ違うことのないオロセ尾根から登ることにしました。


オロセ尾根

青梅付近で強い眠気を覚え、セブンの駐車場で30分ほど寝てしまいました。正月明けから4日間連続で北風吹き付ける畑で仕事をしていましたから、相当体に負担が掛かっています。本当は家でのんびりしたい気分ですが、年明けすぐにオスプレイ イーサープロ70を買ってしまったので試し歩きをしたかったことと、スイカを植え付けるところに入れる落ち葉を下山後に拾い集めたかったので、鞭打って早起きをしたのでした。


タワ尾根

新しいザックは、ヒップベルトの両脇に少し大きめのポケットがあるほかは至ってシンプルです。軽量ながら各パーツがしっかりしているし、背負い心地は上級です。ただ、縦長でザック上部が少し振られる感じがしますが、アジャスティングをしっかりすれば問題はありません。買ってよかった〜!


長沢背稜

オロセ尾根はいつものように静かです。人はめったにいませんし、赤テープの類は徹底的にないのです。せっかくの自然林なのにこれでもかとテープ類が張られていると興ざめです。誰のためにテープを巻きつけるのかその理由が分かりませんが、テープを着けるというのなら必要最小限にしてほしいものです。


酉谷山避難小屋

ここ数年来、タワ尾根にも人が多く入るようになり、テープがベタベタ付けられるようになりました。せっかくのいい雰囲気の尾根の景観が台無しになりますが、このごろは淘汰されることが多くなってきて、あるべき姿に落ち着いています。道迷いが心配ならハンディGPSを持つか、スマホに地図を落としてナビとすればいいだけのことなんですが、このご時世にそのようなデバイスも持たず赤テープの類を持ち歩くなんて、なんとレトロなことなんでしょう。

確かに初めてのところでテープがあれば気分的に楽なことはあります。しかし、ベタベタとこれ見よがしにテープ類を括り付けるのはやめてほしいですね。


酉谷山避難小屋

この日の酉谷山避難小屋は、他の利用者はありませんでした。到着時(午後2時30分)の小屋の外の気温はマイナス3℃、小屋内は8℃でした。水場はちょろちょろながら出ていました。12月末にまったく水が採れない日があったようです。小屋ノートには「これから雲取山に行くから」「水を失敬」と書かれています。縦走するのに小屋に置かれた非常用の水を持ち去るとはいい神経をしているものです。

このごろ、家庭菜園や農家の野菜を盗む人が増えています。私の菜園付近では、見咎められると日本語が分からないふりをして母国語を発し、その場を逃れようとする輩が出没しています。避難小屋のノートに書かれた文字は、日本語を母国語とすると思われる者の筆跡でしたから、外国人材が多数来たら治安上心配だという人が少なくないようですが、そうとも言えないのが現実の社会です。


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