[HOME]1日目


オロセ尾根〜タワ尾根〜酉谷山避難小屋(往復)
2017/ 1/18〜19



[2日目]
2017/ 1/19(木)
酉谷山避難小屋〜タワ尾根〜オロセ尾根〜東日原


夕飯にお米を炊いて・・・と。

奥多摩の冬を侮ってはいけない。
雪が深い時がある。
しかし、2018年1月の今回の奥多摩は、どこにも雪がない。
その楽をする分水が全く出ないので、必要な水は自分で抱えてこなければならない。


その間にめざしで一杯

小屋ノートを見ると、2人が置き水を使和せてもらったと書いている。
1人は0.5リットル、
1人は2リットル。

それ以外に何本か使われているが、使ったとももらったとも書いていない。
大したことだ。


今回持参したのは「米鶴」

さて、2日の記事に前夕のくつろぎの宴の様子を画像にしている。
お米を炊いて、
めざしを焼いて肴にし、
日本酒を飲む。


米鶴のひやおろしを・・・

日々の肉体労働・・・。
人生の後半に肉体労働で糧を求めるとは思っていなかった。
酷暑の夏も、
厳寒の冬も、
雨の日も、風の日も。


山で野菜は欠かせない

もともと酒は好きではなかった。
昔は安い酒を飲んで酔っ払い、
管を巻く人も少なくなかった。
なにより時間が惜しかった。


朝の酉谷山避難小屋からの光景

それが今は、
酒を飲むのが一日のもっとも楽しみな時間となっている。
おいしい日本酒を、
ほんの少し、
ゆっくりと味わう。
家でも、
山でも・・・。


酉谷山避難小屋からタワ尾根分岐への途次

そんな日本酒のおかげで昨夜もぐっすり、
心安らかに眠ることができた。

起床、午前4時。
昨晩残ったごはんで、朝食を作る。
4リットル持ってきた水がたっぷりあるので、
おじやもコーヒーも味噌汁も白湯も遠慮なし。


篶坂ノ丸からオロセ尾根に下りる

朝食を終えた。
今回の小屋は、あまりにもきれい過ぎて掃除をする隙もない。
敢えて板の間の掃除だけをする。

夜明け前に小屋を出る。
マイナス10℃の長沢背稜をヘッドランプを点けて歩く。

陽が射さない八丁橋は寒々としているし、林道はすっかり凍っている。


[HOME]1日目