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ヌカビラ岳を下って日高の街へ (2013)
(2013/ 6/17)


二ノ沢に下りるにはこの尾根を外れる


 6月17日・月 (その4)   


二ノ沢 尾根取付きの滝

 宿に泊まると決めた。Uターンするときの制限時刻14:00を5分ほど過ぎた。カムイコザクラを最後に眺めて急ぎ下りることとする。安全に、迅速に下るために10本歯のアイゼンを装着する。サクサクと雪渓の急斜面を下り、トッタノ泉でアイゼンを外す。

 二ノ沢の滝の雪渓は、その下がどのように水流があるのか分からないので、左岸の端を一直線に下りていく。対岸に渡るのは雪渓が切れてからのこととする。流れは蛇行し斜面すれすれまで迫っているところがある。


左岸をかすめている流


二ノ沢

 このルートで注意を要する滝の下部の雪渓をうまくやり過ごし、二ノ沢を何度か渡渉する。午前中より若干水流が多い程度である。とにかく苔に足を取られないようにだけ注意し、若干の靴への水の侵入はよしとする。最後の渡渉は岩の幅が若干広い上に落ちたら深いところだったが、うまく切り抜けた。あとは二岐沢を下るだけだ。気楽に、かつ迅速に歩く。所要時間2時間06分、驚異の時間でレンタサイクルが待つ東電取水施設に到着!


北戸蔦別岳登山ルート入口標識

 ここからレンタサイクルの威力が発揮される。徒歩で1時間30分の行程を、15分で東電ゲートまで走り切ってしまった。取水施設からいったん林道は坂を上るが、その後はほぼ下り一辺倒である。今夜の泊まりは、沙流川温泉「ひだか高原荘」。とるものも取りあえず温泉に直行。体重は3kgの減少であった。


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