[HOME] [2日目]


大血川〜酉谷山避難小屋
2014/ 4/18〜19


酉谷山避難小屋


 4月18日(金) 1日目  

 タワ尾根を登り酉谷山へ抜けると言うのでご一緒させていただいた。ならば、2日目は大平山経由で下山ということで、隊列を組む。燕岩を右に見て一石神社裏の急登をがんばると、汗をたっぷりとかく。ベンチで小休止したのち、一石山を越してミズナラの巨樹まで淡々と歩く。巨樹からタワ尾根に乗って人形山の次の金袋山で小腹を満たす。


馬酔木の道

 平日とはいえ、酉谷山避難小屋がどうなっているかは予想がつかない。万一のことを考えてビバークを余儀なくされることもある。幕営装備は整えてきた。折りしも小雨が降り続いている。汗と小雨。そんな条件の中、メンバーのいずれも意気軒昂なのは苦労のあとの一杯を思い浮かべるから・・・?


ウトウノ頭

 ウトウノ頭で小休止後、大京のクビレへ向かって下り、クビレから尾根を巻きながら歩いて再び尾根に復帰すると、ほどなくモノレール軌道に出合う。軌道に沿って標高を上げると、軌道の終点から少し歩いてタワ尾根ノ頭(滝谷ノ峰)のから派生するタワ尾根の長沢背稜との交差点に出る。長沢背稜の道は心地よいフットパスで、何度歩いても飽きのくることがない。


酉谷山避難小屋の水場

 ようやくガスに煙った酉谷山避難小屋がカラマツ林の中から見えた。こんな天気のときにここまで上がってくる酔狂な人はいないだろうと思って小屋を除くと、単独の先着氏が荷物を広げていた。この人とはこれまで2〜3回、この小屋で出会った人で思い出話になる。
 冷えたまま運んでいただいたビールをいただき、小屋の水場で冷やした日本酒で盃を交わし、食当さんが精を込めた夕食をいただいて、幸せな時間を過ごす。単独氏はあす朝早く出立すると言う。まだ陽は暮れてはいないが、心地よい酔いが眠りを催す。


[HOME] [2日目]

復路   
 着  地点 発  着  地点  発 
   一石神社 0850    酉谷山避難小屋      0615 
1400  酉谷山避難小屋   1300  浦山大日堂  
 所要時間 0510 所要時間  0645