[HOME] [1日目] [2日目

奥多摩小屋〜鷹ノ巣山〜東日原(3日目)
2014/ 8/22〜24



奥多摩小屋の林間のテント場


 8月24日(日) 3日目  

 奥多摩小屋のテント場の朝は早い?らしい。昨夕になってテントの数が急激に増えた。その人たちが雲取山頂上を目指して早起きし出かけて行ったようだ。また、トレラン姿の人が次々と登ってくる。今日は石尾根を鷹ノ巣山から東日原に下りることにしている。豊富に流れ出ている水場の水を汲んできてからテントを畳む。


七ッ石山から 富士山

 このころになると雲取小屋に泊まった人たちが下りてくるようになる。陽射しが徐々に強くなってくる。ブナ坂から分かれて七ッ石山に登り、富士山の展望を得てから石尾根の樹林の中の快適な巻き道をどんどんと進む。巳ノ戸ノ大クビレで尾根道と合流すると、鷹ノ巣山避難小屋はそのすぐ先にある。


石尾根の一コマ

 すっかり、半端なく汗をかいたので小屋前のベンチで大休止とする。まだお昼には早い時間にも関わらずしっかりと食事を摂っている人たち、MTBを担ぎ上げてきたタフガイ、麦わら帽子をかぶり半ズボンにスニーカーのいでたちの青年・・・、などと多彩な人たちがこの小屋周辺に集い、平和で幸せな光景を繰り広げている。


フシグロセンノウ

 大休止から重い腰を上げ、鷹ノ巣山(1,736m)の頂上を経て稲村岩尾根を東日原(620m)に向け下りることにする。その標高差は1,116mとなかなかのものである。アプローチが容易な首都圏の山にこれほどタフな尾根があっていいものかと思うほど、鷹巣山の頂上からすぐ急降下する。この尾根は登りには使いたくないなぁと思って下りて行くと次々と登ってくる人とすれ違う。日曜日だから皆日帰りか?この尾根を一度登ったことがあるが、その時はこんなに急だとは思わなかった。それからしばらく経ってしまって、身体もすっかり劣化してきたのかなぁ。 


[HOME] [1日目] [2日目