とっておきの山のヤマシャクヤク大群落 (2010年)
2010年5月19日
■ 群落地〜一つ目の場所 ■
天気予報は、午前中は太陽が顔を出し夕方から雨と言っている。
5月7日に群落地を訪ねたところヤマシャクヤクは固い蕾だった。
2週間近くも経ち、
その間気温の高い日が続いたのでもう盛期は過ぎているだろう・・・と、
貴婦人たちに逢いに行った。
天気予報は見事にはずれ、早朝から雨がシトシトと降り続いている。
群落地は概して暗いが、それがかえってヤマシャクヤクの白い花弁を引き立たせている。
今年も貴婦人との逢瀬がかなった。
この群落地には誰も足を踏み入れていない。
ヤマシャクヤクはごく一部がつい最近花を広げたようで、
ほとんどが花弁を閉じている。
今年は多くの株が花を付けていて壮観だ。
この場所の株は約500株、途方もない数・・・。
この場所を離れ傾斜地を下る。
100株ほどの群落がある。
さらに下方にも多くの葉が見えたので下りてみたが、
ヤマシャクヤクではなかった。
登り返して新たなヤマシャクヤクが広がった場所をやり過ごし、
次の場所に移る。
結局、この第一の群落地を広範に見ると、
ここには幼苗を含めると700株ほどはあるのだろう。