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ヤマシャクヤクに見放されました 
(2011/ 5/31)


2011年群落地(1)の開花の様子


 2011/ 5/31


 ヤマシャクヤクのひとつ目の群落地は、ちょうど見ごろの時期に訪れることができたのでしたが、もしかしてベニバナヤマシャクヤクがあるかもしれないと、今回は、第2の場所に向かいました。季節外れの台風が過ぎ去り、山には青空が広がりましたが、普段は流れの少ない上流部も、山道に水があふれています。沢も相当上部に遡ったのですが、まだこんなに流れがあります。


 いつものように、こんなところにはないだろうというところも、文字通り目を皿にしてヤマシャクヤクはないかと探しながら歩くと、1株見つけることができました。しかし、本命の場所はまだまだ上流部です。どんどん登っていきます。

 

 途中、木々が茂ってしまいます。さすがにこのような場所には日差しがまったく入りませんから、ヤマシャクヤクが育つわけがありません。そんなところはただ登るだけですが、また日差しが入る場所に差しかかりますので、多少の緊張感を維持して歩きます。

 茂みを抜け、樹林のすき間を見ながら歩くとヤマシャクヤクを2株見つけました。でも、この株が花を付けるにはあと2〜3年は待つことになるのでしょう。しばらく歩いて再び樹林帯に入り第2の場所に向かおうとしましたが、取付き口が思い出せません。そこで小さい尾根を見つけて登りますが、まったく違った場所に出てしまいました。いったん下ってこれと思う別な沢を登りましたが雰囲気が違い、この日はついに第2の群落地に行き着くことができませんでした。そういうことで、昨年見た場所を本気探さなければならなくなってしまいました。



(参考画像)

 


(参考画像)


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