前穂高岳〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳
テント泊縦走(3日目)
2016/ 8/ 7〜9
■ 8月 9日 (3日目) ■
3日目の行程:西穂山荘(テント)〜上高地
西穂山荘とテント場
西穂山荘のテント場は、イメージでは好ましくいつかは泊まってみたいところだった。しかし、期待は外れてしまった。ゆっくりしたかったがそのような環境ではなかったので朝早くテント場を離れる。いったん焼岳方向に向かって分岐から上高地に向け下りる。
西穂山荘のテント場
途中、「宝水」があった。水場は腐植が溜まっていて汚かったので時間をかけて清掃し、水を受けやすいように流れを誘導してやった。いつもそうだが、山での水遊びは楽しい。
登山道は最後まで大きな石の間を縫うようなところなので歩きずらいことこの上なかった。
梓川
明後日は8月11日、山の日である。上高地には皇太子殿下、雅子さま(同時期の研修生、といっても雲上の人でありお姿をお見かけしたことはなかった)、愛子さまがお出ましになられるとのことだった。山が好きな皇太子殿下が多くの山に登られることを願ってやみません。
梓川 明神岳は雲の中
8時過ぎに上高地バスターミナルに着いてしまった。タクシーの相乗りが早くて安いからといっても、この時間に山を下りて来るような人はいない。バスで沢渡に向かい、「ともしび」で温泉に入る。頭は3回も洗ってようやくすっきりした。山梨県勝沼のぶどう農家に寄りたいし、何より時間が余っているので一般道をひた走る。勝沼のぶどう農家の奥様は、何年も顔を出していない老少年の顔を忘れてはおらず、出されたぶどうをいただきながら長話・長居をしてしまった。ここに寄ることができないときは電話で注文し発送してもらうが、なぜこれほどおいしいのだろうか。樹上で完熟を待ったものは何でもおいしいが、それだけではなさそうだ。やま旅のいい締めくくりができた。